情シスの車窓から

日常に感じたこと、徒然なるままに。

瀬戸内寂聴さんの死

99歳でご逝去されたということです。

ご冥福をお祈り致します。

 

瀬戸内寂聴さんは個人的にとても尊敬していました。

 

もう何人もの心を救ったのでしょうか。

人の心を幸せにしたり、救ったりする手段は言葉だったり、音楽、スポーツと様々ありますが、何よりも相手の心に寄り添って救われていた印象があります。

 

自分も他人の心を笑わせたり、幸せにしたいと思いますが、とても寂聴さんの足元にも及びません。

 

むしろ寂聴さんという存在は神がかっていたというか、仏様の存在に近い形で、愛で、大らかで人々の心を救っていたと思います。

 

客観的に人として見れば旦那と子供を置いて、好きな人と一緒になるということは許されないのかもしれませんが、人生を謳歌するという人間の目的のような意味で捉えるとどうでしょうか。

 

話は変わりますが、私はゴールデンボンバーが好きです。

 

先日、鬼龍院の二股報道に続き、歌広場が、不倫相手に中絶を迫ったと報道があり、活動を謹慎するとのことでした。

 

ファンからはもう感情移入して聞けないとかコメントがあるようですが、私はアーティストが大麻で逮捕されようが、ゲス不倫しようが全く関係なく、感情移入して、今まで通り聴くことができます。

 

アーティストが作ったものは真実であり、その一つ一つの歌詞、曲に感情移入するわけで、作った作者や、伴奏者のプライベートがどうなろうが関係ないと思うのです。

 

曲に罪はありません。

 

GACKTが暗号資産の件で、詐欺まがいだと言われても、GACKTの曲は好きですし、ピエール瀧がコカインで逮捕されても、大河いだてんで、粋な靴屋の店主を演じていたのは好きでしたし、今でも脳裏に焼きついています。

 

人は一面ではなく、多面性の生き物ですし、寂聴さんが表向きに演じていた姿は、その中でも一部の一面だったかもしれませんが、これからも寂聴さんがこの世に置いてきた言葉を感じていきたいと思います。