情シスの車窓から

日常に感じたこと、徒然なるままに。

ロシア ルーブル決済嫌ならガス供給停止

このニュース、EU諸国にとっては、想定していたとはいえ、かなりまずい事なのではと思う。

 

表向きは脅しに屈しないとしているが・・・

 

 

ロシアへの依存度が最も高いドイツは緊急計画が発動され、ガス配給制が敷かれる恐れもあると。

 

 

確か英国がロシアへのエネルギー依存度を年内に0にするような事を先日言っていたが、それくらい、供給元を探し出すには時間を要すると思われる。

 

ドイツに至っては、3年はかかると。

 

仮に、EU諸国がどうにか乗り切ったとしても、原油、ガス価格は大幅上昇するし、ロシア側も、EU需要分を中国等、友好国には、全て捌けまい。

 

そもそもロシアはルーブル決済になぜそこまでこだわるのか。

 

ルーブルの暴落を支えたいらしいが、逆に外貨獲得が大幅に減りデフォルトリスクが高まるだけではないかと思うが。

 

 

いろいろ考えたが、どっちに転んでも、また、世界経済を悪化させる要因になるのは間違いない。

 

 

市場のキープレイヤーは、やはり中国か。

それとも、戦時以降大幅にロシア産原油を格安で輸入しているインドか・・・