情シスの車窓から

日常に感じたこと、徒然なるままに。

ROUAGE/胸に降る雨、胸に咲く花

ROUAGEは90年代V系黄金時代を支えた名古屋系バンド。

マリスミゼルとまた違った神々しさがそこにはあった。

 

ROUAGE - Wikipedia

 

人間失格・everblue・アネモネ・cry for the moonとにかくどの曲も幻想的で、ほかのバンドにはない唯一無二の存在感。

 

30年近く様々なジャンルの音楽を聴いているが、似たようなバンドがないし、真似るバンドが少ない。

 

新たな境地を開いたバロックdir en greyを真似たバンドは数多く見られたが、真似されないということは、むしろ真似ることが難しいバンドであったことは間違いない。

 

また、解散が近づくにつれて、「月」を題材にした曲が多く作られたのも、なぜか引き付けられてしまった。

 

胸に降る雨、胸に咲く花は、幻想的とはまた違うが、KAZUSHI節が感じられる一曲。

「僕は僕である意味を忘れよう」とは実に哲学的である。

 

神様の居ない街

首もとの十字架はただのレプリカ

胸の奥、雨が降る

泣きたいだけ泣きじゃくれば

ソコにいつか胸の奥、花は咲き

僕は護るべきものをみつける

次の追い風がふいたら

刻の流れに乗って行こう

あの街まで

 

胸の奥、雨が降る

ここが終わりだと気づいた

その後には

胸の奥、花は咲き

僕は僕である意味を忘れよう

 

次の追い風がふいたら

背中に受けて振り切る

前へ・・キミのもとへ

次の悲しみがくる前に

背中を向けて振り切る

どうぞおシアワセに

 

羽はないから 飛べないから

歩けるから歩きだした

弱くないから強くないから

笑えるのなら 笑ってみせた

夢じゃないから 温かいから

その手にふれた ココロにふれた

嘘じゃないから キミはいるから

正しさなんて 欲しくなかった

向かい風の むこう

 

胸の奥、雨上がり

倖せのカタチのなかで

溺れたなら

胸の奥、花は揺れ

それはここちよい場所を指さす

次の追い風がふいたら

胸の花ビラが指すほうへ

おシアワセに

 

羽はないから 飛べないから

歩けるから歩きだした

弱くないから強くないから

笑えるのなら 笑ってみせた

夢じゃないから 温かいから

その手にふれた ココロにふれた

嘘じゃないから キミはいるから

正しさなんて 欲しくなかった

追い風に乗って 向かい風の向こう

追い風に乗って

このアシで

このヒトミで

このリョウテで