5月の米国消費者物価指数が発表され前年比8.6%上昇とインフレがまだピークを迎えていないことが証明された。
実際、一部のエコノミストは米経済が来年にリセッション入りする公算は大きいとみている。→うんうん、金にとっては追い風ですね。
実際週末の金先物は1830ドル→1870ドルと、約40ドルの上げ。
1日でこれだけ上げるのは珍しい。
それだけ今回の結果は将来のインフレの行方を占う意味でも重く捉えている市場関係者が多いということ。
まあ短期的にはまたすぐに下がるだろうけど。
それにしても、為替は大した動じていない。
それだけ黒田さんの頑なな緩和政策は継続されると市場から信じられているという証拠。
でも米国で0.5ではなく、0.75%の金利引き上げなどが現実味を帯びてくると、猶更日本国内でも緩和に対して逆風が吹き荒れてきそうな気もする。
いや、米国のリセッションが現実的になれば、日本の緩和は支持されるし、それを待てば良いのか。その時ダウは?・・・日経は・・・ウクライナ戦争は来年以降までダラダラと続きそうな感じがしてきている。
ということはWTIはそろそろ落ち着いてくるか・・・