情シスの車窓から

日常に感じたこと、徒然なるままに。

イスラエルとハマスの対立について考える

先日ガザ地区の病院で爆発があり、500人近い民間人が亡くなったと報道された。

 

イスラエルハマス双方が非難の応酬だが、実際どちらが打ったのかはどうでもよいと思うのだが、結果として子供や女性等社会的に弱い立場にある方々が多く亡くなったという。

 

また、今回のハマスによるイスラエル襲撃に参加したハマス側の兵士の多くは

2007年イスラエルがガザを封鎖して以来、ガザから初めて外に出た若者も多いと聞く。

 

まさに、憎悪の世襲(親から子・孫へ)がお互いの民族によって起こっている。

これはイランその他中東で起きている米国・イスラエルへの抗議デモからも伺える。

 

世界様々な宗教があるが、仏教やキリスト教では歴史上みても、殆ど宗教間での争いは見られないのに対して、なぜイスラム教は21世紀を過ぎた今の時代になっても、争いが絶えないのか。

 

そこが根本にある。

 

どうしてイスラーム教はわかりにくいの? 危険だと誤解を招く4つの理由 | SEKAI 未来を広げるWEBマガジン by 東進 (toshin.com)

 

また、上記に記載がある通り2001年の同時多発テロ以降、日本人はじめイスラム教に馴染みのない人々からすると、イスラム教を信じている人々すべてが謎で近寄りがたいという考え方の人が多いと思われる。

 

上記ブログに記載がある通り、イスラム教信者は20億人近くいて、実際に過激派組織や、武装勢力といわれる人々は多く見積もっても数万人という事実。

 

やはりまずは真実を知る必要があり、真実を知る人々が増えるべきだと思う。

 

そして事態を複雑化しているのが、宗教を政治的意図で利用している中東の国々。

そして、米国・中国を始めとする大国・軍事産業オイルマネー等・・・

 

この国同士を巻き込んでいる宗教間対立から考えると、紀元前から続いているこの争いからすると、人類が進化しているとは到底思えない。

 

そしていつも戦争で犠牲になるのは、民間人であるという事実である。