情シスの車窓から

日常に感じたこと、徒然なるままに。

DASEIN/絶望の花

久しぶりに通勤中にDASEINを聞いた。

 

DASEIN - Wikipedia

 

20年近く前に「秘密」を聞き、DASEINの虜となり、リッキーがよく着ているfotusを追い求め、ラフォーレ原宿によく通った。

 

Fötus Fashion (tumblr.com)

 

よくもまああんなに高い服を買っていたもんだと今更ながらに思う。

現在のコスプレの同化と同じ気持ちだったのだろうか。

当時の気持ちを思い出せないが。

 

兎にも角にもDASEINはリッキーの唯一無二のハイトーンボイスと、マシンガンズ時代を彷彿させるJOEのソロドラムであろう。

 

この曲のような「静」と、「動」が混在した曲はまさに自分のツボに当てはまる。

 

 

聞こえるかい 風の声 絶え間ない 雨の音

変わらずに 変わらずに・・・

 

灰色の空の下に立ち

何もない大地を踏み締めている

 

何時も傍に在るはずの全てが消えてしまった時

絶望の底に残ったものは始まりだった

 

悲しみの無い世界の結末に

幸せという答えは見つからないだろう

偽りの無いこの星で

僕等は戦い続けて行くしかないのだから

 

聞こえるかい 風の声 絶え間ない 雨の音

変わらずに 変わらずに・・・

 

太陽が海へと沈み行き

雷鳴が静けさに震えている

 

孤独に破れそうになり出口を探してみれば

闇の中でしか見えない光が確かに見えた

 

止めども無い涙が零れて

幸せという扉をこじ開けようとする

信じるべきもの等ない荒野の彼方で

無邪気に揺れている花を見つけた

 

悲しみの無い世界の結末に

幸せという答えは見つからないだろう

偽りのないこの星で

僕等は戦い続けて行くしかないのだから

 

 

感動の卒園式

子供の保育園の卒園式に参加してきた。

 

今週子供が風邪をひいていて、ずっと園を休んでいたが、何とか出席できて何よりだった。

 

そしてはじまった卒園式。

卒園児入場の場面から、あんなに小さかったクラスの子達が立派に堂々と歩いて入場してきただけで、涙腺が崩壊しそうになり。

 

園長先生から一人一人に渡されていく卒園証書。

そして大人数の保護者に向かって証書を広げて、一人ひとり、

「一番の思い出は〇〇です。ありがとうございました」

とはっきりとした口調で語りかけた。

 

これには保護者多数が涙涙の嵐であった。

 

そして、最後は卒園児の歌「きみとぼくのラララ」

感無量であった。

 

最後に園長先生がコメントしていたが、普段、早くお風呂入りなさい・早くご飯食べなさい、テレビ消しなさい・・・等々、ただただ、慌ただしく過ぎていく日常であったが、今日この日があったからこそ、子育てしてきてよかったと言えると。

まさに保護者の気持ちを代弁していたと思う。

 

小学校でもそうだと思うが、イベントがあるたびに、子供の成長を実感するものである。

 

子供の6年間に対して、自分自身はこの6年間何をしてきたのであろうと自問自答する気持ちにもなった。

 

 

金鯱賞とフィリーズレビュー予想

金鯱賞は堅そうだが、開幕週でもあるので、ハヤヤッコに期待を込めて。

 

4プログノーシス・12ハヤヤッコの3連単2等軸流し。

1,3,6,7,9,10,11。

 

フィリーズレビューは荒れそうで総流しも考えたが、3連単1等軸マルチで。

3バウンシーステップ軸に1,4,6,10,11,15。

 

じゃいさんも言っていたが荒れそうだなあ。

どの馬がきてもという感じ。

 

NY金史上最高値更新

金が終値で2095.70ドルと昨年の最高値を更新した。

 

理由はPMIの予想外の低下結果。

 

その後も上がり続け現在2130ドル前後。

 

さすがにここまでの急ピッチを考えると、利確が出てくると思うが。

 

亀井先生がおっしゃる地銀NYCBの経営問題が昨年のように複数の地銀に波及懸念がされると更なる資金流入は考えられる。

 

金のピッチに対して為替は1ドル149.90前後とそこまで円高は進んでいないように思える。

 

また、トランプさんの連邦最高裁による出馬を認めるという判断。

こちらも市場には今のところ影響を与えていないが・・・

JILS/赤い花

元D=SIREの幸也さんが結成したロックバンドJILS

今は幸也さんはKαinとして活躍中。

 

JILS - Wikipedia

 

truthや、sin等数多くの楽曲を残してくれたJILSの中でも毎年クリスマスイブに新宿ロフトでライブを行い、毎年披露してくれた思い出深い楽曲。

 

個人的にも今の嫁とカラオケデートでの十八番でもあった。

母親は尾崎豊の再来かとも言っていたが、的外れでもないかもしれない。

 

幸也さんの詩は真っすぐで、高速スライダーでもなく、スプリットでもなく、真っすぐな歌詞なのである。

このような令和の時代には世間的にはそぐわないのかもしれないが、昭和の人間が本能的に持っている感情にズシリと刺さる歌詞なのである。

 

 

失くしたものに気付いたって 取り戻す術も無くて
繰り返す日々の中で 泣いていたんだ?

幼い頃に憧れた夢の抜け殻を抱いて
理想と違う自分に言い訳をして

もうこのままでなんていたくない!
そう繰り返し泣いては
真実の自分と向き合うための誰かを探してた

綺麗な嘘で積み上げた 何もかもを壊しても
手のひらを零れ落ちて 何も見えない
両手で抱え切れない現実に追われながら
自分の大切なものも忘れていった

そうこのままでいれず心さえ軋む程に痛むけど
遠去かるそのせつない想いが途切れないように

声を聴かせて 貴方の
濡れたままの横顔もその理由も痛いほど抱きしめたい
時間の行方もわからずに
二人肩を寄せあって抱きあって何度でも接吻けたんだ

壊れたこの胸の 足りない ひと欠片
探していたのが貴方なら どれだけ重ねれば 想いは届くかな?
たとえば 今以上の 痛みでも
この手は離さない

失くしたものを探してた....
未だ貴方に出逢えずに 手探りの夜の中の夢を見た

遠回りすることも分からずに何を迷ってたんだろう?
この痛みが止むことはなくても真実だけを詩うから

声をきかせて 貴方の
心が凍てつく夜も 離れても この想いは尽きないから
壊れてしまうほど 逢いたいと
想う度に痛くても 痛くても 欲しいのはひとつでいい

心を聞かせて 真実の
涙も流れるままで そのままで強くない貴方でいいから
鼓動がひとつに重なって 心が溶けあうように
同じ時間 同じ夢 抱きしめたい

誰もが 誰かで 在る為に傷ついて
壊れた胸の奥 赤い花は 涙で咲いている
枯れないで この想い 言葉じゃ足りなくて接吻けた
その手を離さないで

20年という歳月

先日約20年ぶりの高校時代の野球部の飲み会に出てきた。

 

まあ、見た目も白髪になっていたり、薄毛になっていたりして変わっていたが、やはり人それぞれの人生があるのだなあとつくづく考えてしまった。

 

少年野球の監督になっている人・教頭先生になった監督・インド人と結婚したマネージャー・5人の子供に恵まれた肝っ玉母さんの先輩マネージャー等々・・・

 

雰囲気が20年前に戻れた空間が変に嬉しかった。

竜馬も言っていたが、持つべきものは友である。

 

20年という歳月、自分も色々あったけど、過去の自分の余韻に浸っているのも居心地が良いが、この先の20年も大切である。

 

まあもう20年後に再び飲み会があったとすれば、恐らく病気自慢大会になるのであろうが。

 

20年後まで再び走り出そう。

学問のすゝめ読破

学問のすゝめを読破した。

 

学問のすゝめ|日本大百科全書・世界大百科事典・国史大辞典|ジャパンナレッジ (japanknowledge.com)

 

ドグラマグラも理解に苦しむことも多かったが、本書は猶更理解が難しく感じた。

基本的に小説ではないので、会話形式でないのも、とっつきにくかった。

 

が、断片的にでもあるが、人として独立するとは何か?を考えさせられた。

ただ家庭を・家族を養うだけが真の独立ではないと先生は仰っている。

国としての独立とは何か?個人としての独立とは何か?の精神を説いている。

 

また、当時の日本が西洋に追いつけ・追い越せという潮流に信じ切っている様も、文面から読み取れる。

 

そうであるのに、最近の世の中の有様を見ると、中人以上の改革者流や、開化先生と言った輩は、口を開けると西洋文明の美を称して、一人がこれを唱えると万人がこれに和し、およそ知識道徳の教えから治国、経済、衣食住の細かいことに至るまでも、みな全て西洋の風を慕ってこれにならおうとばかりする。

 

西洋の事情についてその一般のことを知らない者が、ただひたすら旧物を廃棄してただ新しいものを求めているかのようである。

 

なんぞ、この事物を信じること軽軽にして、またこれを疑うこと粗忽であることか。

 

西洋の文明が我が国より数段階上であるとはいっても、決してその文明は十全というものではない。その欠点を数えてみるときりがない程である。

 

彼らの風俗がことごとく美であって全てを信じていいはずがなく、我らの習慣がことごとく醜くて全て疑っていいはずがない。

 

これは流行に瞬く間に食いつく現代の日本人にも言えることと思う。

当時よりも自分の意見を主張できる世の中になったことは良かったと表向きは思うが、これだけ自由度が増してしまう世の中は反面実際は良かったのかどうか・・・

いささか疑問である。