12月のFOMCのパウエル議長から利下げの可能性の発言があり、また、ここ最近の指標結果から金は2020を底値に踏ん張っている。
しかし、NY連銀ウィリアム総裁からは3月の利下げを考えること自体が早計すぎると。
市場は利上げの終了から、利下げ開始の時期への関心に移行。
市場は常に先を見越して動いている。だからこそ、市場心理・人々の心理を読むことが相場を読むことにつながることが、面白い。
とはいいつつも、粛々とトレードしているのが感情がない、ファンド・ロボットトレード。
先日2100ドル超えまで急騰し、その後急落したが、ファンドの買い残も大いに気になるところ。
来年のトレンドとしては、まさに利下げであろう。
昨年もそうだったが、例年米国ではクリスマスシーズン以降、市場参加者が少なくなり、薄商いになるので、振れ幅が大きくなる。
昨年のように、金がじわじわ正月明けまで上げるかどうか。
日本の金融緩和継続の話等、論外で、金は我が道をゆく。
WTIも70ドル割れまでいっていたのに、すでに74ドルまで戻している。
さすがに戻しが早いな。
ハマスの件は紛争の拡大の可能性はほぼ皆無になったので、直近での有事リスクはほぼないと思われる。