情シスの車窓から

日常に感じたこと、徒然なるままに。

米国CPI結果を受けて

総合CPIは前年同月7.7%上昇(市場予想は7.9%上昇)

コアCPIは6.3%と上昇(市場予想は6.5%上昇)という結果になった。

 

利上げ鈍化という期待から、ダウが1000ドル超えの上げ、金も1753ドルと発表前から50ドル超えの上昇。

 

為替は1ドル141.790と、なんと5円円高になった。

3円~5円の変動幅というと、為替介入したくらいの動きか。

 

市場はインフレのピークアウトだということで、サプライズと受け止められた結果なんだろうけど、今回のインフレは粘着性の高い持続性のあるインフレと亀井先生もおっしゃっている通り。

 

米国の景気悪化はこれからでもあるし。

また、冬にかけての西側諸国のエネルギー問題も不安要素の一つ。

 

ドルスマイル理論はまだあり得ると個人的には考える。

 

が、金の上昇には毎度のことながら驚かされる。

2,3日前まで1620ドルと1600ドル割れも目前というダラダラ下げから一転、数日で150ドル上げとは・・・

ファンドのショートカバーとはいえ、末恐ろしい。

 

やはりどの市場でもダラダラ下げている場合は、その理由を考えることが大切だと改めて感じた。